2008年5月のコラム
この春から、遠くの中学校に電車で行くことになり、朝早くからお弁当を作ってもらっている長男の学年通信に書かれてあった、ある会社員(39歳)の方の高校生の時の作文です。
親の私のほうが、弱い体で毎日弁当を作ってくれた母を思い出して涙が出てきました。
それを見た瞬間、私は全てを知り、母への感謝の気持ちで涙が溢れてきました。私はもう弁当が食べられず、級友に涙を隠し、いそいそと屋上から降りて教室近くの手洗い場で顔をゴシゴシと力を入れて洗い、次の授業を受けました。
それから、もう早弁はできませんでした。あの時のしょっぱかった涙の味が私のそれからの過ごし方を変えてしまったからです。
今でも、時々懐かしく思い出されます。』